吾妻香夜先生インタビュー | 新たな扉のムコウガワ。Vol.2

吾妻香夜先生インタビュー

BaLoonに作家登録をされている新進気鋭の商業BL作家さんをフィーチャーした新インタビュー企画『新たな扉のムコウガワ。』。

第2回となる今回は、「モブ×モブBL」の表題作が話題となったコミックス『モブ山A治とモブ谷C郎の華麗なる日常への挑戦』吾妻香夜先生にお話をお伺いしました!


―商業BL作家としてデビューするまでの経緯やきっかけをお願いします。

吾妻先生:二次創作ジャンルで出していた同人誌を読んだ担当さんから後日描いてみないかと誘われたのがきっかけでした。
それ以前は創作漫画を描いて投稿していたので今はその時の感覚に近いです。

―商業BL作家として活動する上で難しいなと感じることはありますか?

吾妻先生:レーベルによっては必ずエロが要ること(笑)と、表現の加減が難しいことです。

―反対に、BL作家になって良かったと感じることは何ですか?

吾妻先生:読むのも仕事のうちだから~という最もな建前で堂々と(?)BL漫画が読めることです。

―先生が初めて触れたBL作品は何だったのでしょうか。

吾妻先生:BLと言って良いのかわかりませんが、萩尾望都先生の『残酷な神が支配する』でした。
家にあったものを見つけてパラ見しただけだったんですが、それだけでもかなり衝撃的だったので「あっ観ちゃいけないやつ…」と思ってそのときは続けて読むことはしませんでした。

―萩尾望都先生の作品はやはり多くの腐女子のルーツですよね。ちなみに、その後再び『残酷な~』を読んだきっかけなどはあったりするのでしょうか?

吾妻先生:見つけた時は小学生で、その後二次創作BL雑誌で二次創作BLの存在を知ってズブズブになるんですが、その後ぐらいにBL含む商業を読み漁ってる時ですね!
ずっと記憶にあったので、全巻大人買いできるぐらいになったときに文庫版をごっそり買って読みました。

―吾妻先生の描かれるイラストには耽美でレトロな魅力があるかと思うのですが、今回のお話を伺ってそのあたり(萩尾先生作品)もルーツになっていらっしゃったりするのかな…と。

吾妻先生:恐れ多すぎますが、多分それはあります!(笑)
黒背景に白抜きのようにして耽美な絵が1ページまるまる描かれているあれを描きたくなりますね。

―ご自身の作品で注目してもらいたいポイントはどんなところですか?

モブ山A治とモブ谷C郎の華麗なる日常への挑戦 (バンブーコミックス 麗人uno!)(C)竹書房

 

吾妻先生:今年6月発行の初単行本『モブ山A治とモブ谷C郎の華麗なる日常への挑戦』は、表題作は表紙見たまんまのギャグBL漫画ですが、他の収録作品は「ほのぼの兄弟の近親相姦もの」、「先生と生徒のどシリアス無理矢理&精神的リバ」といった読み切りが混在してしまい、結果なんだかちょっと無茶苦茶な短編集になってしまいましたが、頂いた感想ではその毛色の違いを楽しんでもらえているようです。まだ読んでおられない方で、1冊でいろいろ読みたい方はぜひ。

-まずインパクトが凄いですよね。「モブ×モブ…⁉」っていう…(笑)

吾妻先生:あれは今思えばほんとによく通ったなと思います…。

吾妻香夜先生インタビュー

吾妻先生:担当さんがえらい気に入ってくれて、当初電子用作品だったのですがあれだけは雑誌行きになりました。多分というかどう考えても電子向きじゃなかったですね!

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